川和中学校・緑ヶ丘中学校の定期テストが終わり、ひと段落つきました。
結果はお子様によってそれぞれですが、おおむね成績を伸ばした塾生が多く嬉しい限りです。
特に中学三年生にとって今回のテストの結果は内申点に大きく影響しますので、お子様自身にも大きな達成感があったことでしょう。

さてテスト勉強に関わらず、学生にとって悩みの一つは「なぜ勉強しないといけないのか」分からないことでしょう。
・「授業を受けていても内容がよくわからないし退屈だ」
・「課題や提出物に追われて忙しい」
・「そもそも勉強の仕方がわからないので身が入らない」
どのお子様からも聞こえてくる声です。

特に勉強が苦手なお子様にとっては”なぜ嫌いなことをしないといけないのか。”大きな疑問が頭をよぎる中で勉強に集中することは難しいでしょう。
ではなぜ私たち(大人も含めて)は勉強をしないといけないのでしょうか?

人間には「知識欲」があるといいます。
つまりこれまで知らなかった(できなかった)ことを知りたい(できるようになりたい)と思う気持ちがあるということです。
部活動をしているお子様には思い当たることがあるのではないでしょうか。
辛い練習を乗り越えてたどり着ける先に見える結果(例えば試合で勝つ・好成績を残す)に感動が待っていることは想像できると思います。

これが勉強面においても言えるのです。
例えば算数や数学の場合、これまで解けなかった計算問題が公式を理解したことによってすらすらと解けるようになったとき。
英語においては文法の仕組みを理解したことによって文章の意味が読み取れるようになったとき。
また理科・社会・国語においても「解った!」となったときの言葉にしずらい快感のようなものを味わった経験はあるのではないでしょうか。

つまり、一見退屈でつまらないことのように思えても乗り越えることで得られることには価値があるのです。
人は常にその価値を追い求めていく生き物であると思います。
それはまるで人生という階段を一段一段上っていくことと同じなのです。