小・中学生に関わらず、国語の文章問題が苦手だというお子様が多いように見受けられます。
何しろ文章問題は長い本文を読んだうえで各問に答えていかなければならないからです。

私自身、学生時代は決して得意というわけではありませんでした。
ですが物語については比較的読みやすく、また問題も解きやすかった記憶があります。
逆に説明文は分かりずらく苦手でした。

大人になった今、気づいたことはどれだけ書かれている文章へ興味を持って読み解くことが出来るかだと思います。
物語であれば魅力的な登場人物がいて話に入りやすいです。
説明文はそういった面が無いので中々感情移入しにくいのでしょう。

よく本を読むお子さまは国語が得意になるという話を聞きますが、つまりはこういうことなのだと思います。
お子さまがまだ小さいころ、絵本を読み聞かせると喜んでいた経験からも親御様には共感していただけることと思います。
つまり物語にしろ説明文にしろ文章へどれだけ興味を持てるかがポイントなのです。

今でこそ読書が趣味の私は文章への抵抗が無くなりましたが、はじめは推理小説を読んでいたことがきっかけでした。
その延長として自己啓発や哲学書まで読むことが出来るようになりました。

お子さまにも毛嫌いせずにぜひ興味のある本から読んでほしい、切に願います。