算数・数学の計算問題はミスなく計算することに加えて「スピード」が求められます。
特に試験の時にすべての問題に取り組むためにはスピードは欠かせません。

理想としては一通りの計算問題を解いた後にざっと見直せるくらいの余裕が欲しい所です。
と言っても、なかなか計算力を身に付けることは簡単ではありません。
ではどうしたらよいかと言うと、とにかく数多くの問題を解くことに尽きます。

整数・分数・小数が入り混じった計算問題の場合、どう手を付けていいのか困ってしまうお子様が多いです。
理想的には整数>分数>小数の順番に計算しやすいと思います。

例えば
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0.2x + 1/2y = 2
xについて解きなさい
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という問題があったとします。
これをそのまま計算するのは面倒でもあり、計算ミスが起こりやすいです。

そこで両辺に10をかけてみましょう(コツは10倍の倍数をかけてしまうことです)
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2x + 5y = 20
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等式の性質から以上の式が求められます。
ここから計算(5yを右辺へ移して、両辺を2で割る)すれば
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x = 10 - 5/2y
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という答えが導き出されます。

このように計算ミスを防ぐためには自分の都合の良い形に変換してしまうことがコツです。