先日、塾生のA君から数学の計算問題の解き方について質問を受けました。
「この問題の解き方は合っていますか?」 「もっと良い解き方はありませんか?」など具体的な質問に私は関心しました。
前回ブログに書きました”間違えた問題への取り組み方”としてとても良いと思ったからです。
学習塾へ通うお子様は成績を上げることが第一の目標です。そのためには今解けない問題へどう解決策を見出すかがとても重要です。
答え合わせをして丸バツを付けただけで終えてしまうことは非常に勿体ないことです。塾での勉強は学校の定期テストとは違い、問題を間違えても何もデメリットはありません。むしろ間違えるために学習しているくらいの気持ちで大丈夫です。
間違えることへ恥ずかしさを感じてしまうことは仕方のないことですが、こうして今の自分の課題を一つ一つ乗り越えていけば必ず成績は上がります。A君は直に結果を出すでしょう。
間違えることは何ら恥ずかしいことではありません。これを失敗と捉えるなら、失敗した数だけ人は成長していくと言えます。大切なのは失敗に対して同じ失敗を繰り返さないために反省し、今後どう取り組んでいくかだと思っています。