塾講師を長く勤めていて、いつも思うのは「どうすれば塾生を勉強へ立ち向かう気にさせることが出来るか。」ということです。

学生である以上、勉強しなければならないことはみなさんご承知でしょう。
でもテスト前になったときにどうしてもやる気・集中力が出ない・・・、こういう経験は誰にでもあると思います。

一つは目標を明確に決めることです。
例えば「数学のテストで前回より点数を15点あげる!」といったことです。

目標を数値化して具体的にすることがポイントです。
漠然と「点数を上げる」だとどれだけ頑張ったら良いかが分かりにくいからです。
また高すぎない目標を設定することも大事です。
いきなり100点満点を目指すことはさすがに難しいことは分かると思います。

目標を決めた後はどう達成するかを具体的に決めます。
例えば「毎日1時間数学の勉強をする。」程度の決め方で十分です。

そして一度決めた目標を達成するために必要な勉強時間は必ず毎日守ること。
その日によってはどうしてもやる気が出ないときもあるでしょう。
ですが、いざ机に向かって参考書を開けばやる気になれます。
1時間のところを30分でもよいから勉強してみることが大事です。

勉強は毎日の積み重ねが結果を生むので、地道に努力していくことが必要です。
すぐに効果が出るわけではありませんが、この積み重ねは必ず結果へと繋がります。