中学校での理科・社会の学習では用語の暗記が求められます。
小学校の頃に比べて覚えるべき用語がとても多いので苦労されるお子さまもいるかと思います。

ではどうやって暗記すれば良いのでしょうか?
それは”関連付け”と”意味の理解”です。

ただ用語だけを暗記しようとしてもなかなか頭に残らないと思います。
それは用語をある種の記号の様に覚えようとしていることが原因です。
そこでその問題を打開するために前述の”関連付け”と”意味の理解”が重要となってきます。

例えば中学1年生の生物において、
植物の分類方法として「被子植物」「裸子植物」、「単子葉類」「双子葉類」などがあげられます。
単にこの言葉だけを覚えようとしてもピンとこないでしょう。

例えば、被子植物の「被子」は胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものという意味です。
逆に、裸子植物の「裸子」は子房が無く、胚珠がむき出しになっているという意味です。
つまり「被子」は子房が”被っている”「裸子」は胚珠が”裸のように出ている”ということです。

このように用語の意味まで覚えることが出来れば定期テストの際に思い出すことは簡単です。
また、ただ用語を覚えるだけよりもやりがいや楽しみに気づくと思います。

勉強が嫌いなお子さまはどの科目にも通してあまり関心がないことが原因であることが多いです。
つまり関心が持てるような勉強方法を確立させれば解決できます。

私自身、学生時代社会が苦手でした。
特に地理が苦手でしたが、歴史についてはある程度興味がありました。
特に戦国時代は武将がカッコよくて、それがきっかけで暗記に力が入った記憶があります。

いきなり理科・社会の全分野へ興味を示す必要はありません。
理科であれば生物・化学・物理・地学のどれかの分野だけでOKです。
社会であれば地理・歴史・公民のどれかでOKです。

まず自分が興味を持てる単元を探してみることをオススメします。