川和中学校・緑ヶ丘中学校の3年生向けに面接の練習をしています。
高校入試では筆記試験に加え、面接があります。
普段なかなか面接をする機会のないお子様にとって見知らぬ面接官との話は緊張することと思います。
では面接を無事に乗り切るためにはどうしたらよいのでしょうか?
自分を無理に作るのではなく、考えていることを素直にわかりやすく相手へ伝えることです。
その場限りの言葉を繕っていては相手に本心は伝わりません。
またそういう言葉には嘘が含まれており、見抜かれてしまうと悪印象を与えてしまいます。
ですので、志望動機や入学後にやりたいこと、また進学についてなど今の時点で自分が思っていることをストレートに表現することが大事です。
だからと言って、友達に話すわけではないので言葉遣いには気を付けたいところです。
また面接の場では体が硬く縮こまってしまいがちなので、肩の力を抜いて口を大きく開けてはっきりと話すように心がけましょう。
面接官が重視している点は以下の通りです。
1.志望動機(どうしてこの学校でなくてはならないのか)
2.どのような学校生活を送りたいか
3.卒業後の進路(進学・就職共に)について
1については志望校の特色を良く調べておきましょう。
各高校によって他校とは違った特徴があるはずなので、その特徴と自分の志望理由を結びつけることがポイントです。
2については入学後にどういった学校生活を想像していて実行していくかを問われています。
なので、”受験で合格したら終わり”という気分では質問に対して適切に答えることができません。
今からでも高校生活をある程度イメージすることはできるはずです。
理想の学校生活を描き、それに向けてどう頑張るのかをしっかりと言葉にできるようにしましょう。
3は将来の話です。
「入学前なのにもう卒業後の話?」と思うかもしれませんが、将来の展望が見えていなければ有意義な学校生活は送れません。
面接官は目標を持って学校生活に励んでくれるかどうかを試しています。
よって今の時点で構いませんので、卒業後にしたいことを具体的に話すことができると好印象となります。
私自身、これまでの面接経験を活かしたうえで面接官が何を期待しているかの目線で面接練習に取り組んでいます。
お子さまにとっては緊張していやな練習かもしれませんが、高校受験に関わらず将来に渡って自分を適切に表現(アピール)するよい機会だと捉えましょう。