分数の最大公約数の求め方で苦労してしまうお子様が多いです。

「14と21の最大公約数を求めなさい」という問題があったとします。
約数を求めるときのポイントとしては九九を思い出しましょう。

九九で「14」と「21」が含まれる段は何でしょう?
7×2=14、7×3=21・・・つまり7の段に当てはまることが分かります。
よって答えは「7となります」

また約分には裏技的なコツがあります。
(2つの数字の公約数)は必ず(2つの数字の差の約数)になる
ということです。

例えば、14と21の公約数は必ず7(=21−7)の約数になるということです。
7は素数で1と自身以外に約数を持たないため、他の2~6は公約数の候補から外れます。

ただしその逆、2つの数字の差が必ず2つの数字の公約数になるわけではありません。あくまで公約数の候補となるだけというのはしっかり抑えておきましょう。