テスト勉強が苦手なお子さまに多いのが、「どこから手を付けたらよいかわからない」ということです。

まずは比較的得意な科目の簡単な問題から始めてみましょう。
というのも、勉強は問題を解けたときの小さな達成感の積み重ねが大事だからです。

塾生の3年生のD君は数学がとにかく苦手です。
計算問題ならなんとか解き始めることができるものの、図形や文章問題となると途端に手が止まってしまいます。
そういう時、私は彼が解くことのできるレベルの問題を用意して解いてもらうことで自信を持ち勢いをつけさせます。

いきなり苦手な難しい分野の問題に挑戦してしまうと途中で挫折してしまう可能性が高いのでおススメしません。
最初は難なく解ける問題から初めて徐々に難しい問題へ移っていくほうがやる気と集中力を保つために良いのです。

例えば数学であれば、文章問題などの応用よりも単純な計算問題を数多く解くほうが達成感を得られやすいです。
英語などについても単語から覚えるのが良いでしょう。

もちろん最終目標は難易度の高い問題へ挑戦し正解することですが、まずは基礎を固めることを意識して学習を進めてみましょう。