中学生の英語が苦手なお子さまにおいて最も難しいと感じるのが英文法についてでしょう。

英語の文章というのは形がはっきりと決まっています。
肯定文(~です、~します)の場合は、主語+動詞+(それ以外)の順番はどんな文法でも変わりません。

つまり、英作文を行う場合にこの主語・動詞が何であるかを見分ける必要があります。
簡単に説明すると、主語は日本語訳で「~は」「~が」と書かれているものです。
また動詞は「~です」であればbe動詞、「~します(動詞によって訳し方がことなるので多少慣れが必要ですが)」が一般動詞です。
まずこの2つの動詞のどちらを使用するかを判断できることが第一です。

次に否定文の場合です。
これもbe動詞・一般動詞によって形は変わります。
・be動詞
I am not Jiro.のようにbe動詞の後ろに「not」が付きます
・一般動詞
I do not study English.のように「do」の後ろに「not」が付きます。

最後に疑問文です。
・be動詞の場合
Are you Jiro?
Yes, I am. / No, I am not.
・一般動詞の場合
Do you study English?
Yes I do. / No, I do not.
このようにともに語順が変わります。
疑問文とその答え方の文法は同じです。つまりbe動詞で聞かれた場合はbe動詞、一般動詞(do)で聞かれた場合はdoで答えるということです。

前述の2つの動詞の区別がつかないと、ここで混同してしまいがちです。
ポイントは”日本語の訳(和訳)をしっかりと読むこと”です。

英語の学習において初めにつまづきやすい所なので繰り返し問題を解くことでぜひ覚えられるようにしましょう。