「疑問詞」と言うと聞きなれていないお子様がいますが、要は「what」「where」「who」「how」などの事です。
この疑問詞を使った疑問文を作るのに苦戦している塾生が多く見られます。
例えば、「You play tennis after school.(あなたは放課後にテニスをします)を下線部を問う疑問文を作りなさい。」という問題があったとします。
これを疑問文に変えるだけであれば、「Do you play tennis after school?」となるのですが、
疑問詞が加わると途端に文法が崩れてしまうのです。
正解はtennisを消して、「when do you play tennis?」となります。
after schoolが分からない前提で疑問文を作るので、答えにafter schoolは含まれません。
この疑問詞を使った問題は実に厄介で、中学1年生で習ってから次に習う新しい文法の練習問題にも出てきます。
つまり疑問詞と新しい文法の組み合わせが必要になるのです。
塾生に文法を説明するときには、「まず肯定文(~です)を作ってみましょう」としつこく言うようにしています。
肯定文が作れてこそ否定文・疑問文が作れるわけです。